ねんきん定期便の活用
2023年3月24日(金)広島ガーデンプレスにて、企業年金連合会中国四国地方協議会 広島支部の事務職員研究会が開催されました。
この長い名前の協議会は、確定給付型企業年金や企業型確定拠出年金を導入している企業の事務担当者が企業年金やその周辺知識の取得のため、または加入者(従業員のこと)の役に立つような情報交換のための勉強会です。
今回は、日経新聞の日曜版に定期的に記事を書かれているあの前野彩さんを講師に招いて行われました。
前野さんはファイナンシャル・プランナー(CFP)で「本気で家計を変えたい、あなたへ」(第5版)も出版されています。
講演テーマは「生命保険と損害保険の見直し、大活躍!年金定期便を使えば、遺族年金、障害、年金、傷病手当金もおてのもの」でした。
参加者は「年金定期便」を持参しました。年金定期便を見ながら、自分が亡くなった時にもらえる遺族厚生年金、障害状態になった時にもらえる障害年金、そして老後の老齢厚生年金、会社を病気やケガで長期間休職した場合にもらえる傷病手当金の額などを分かりやすく解説してくれました。
参加者は自分のことなので、真剣に計算したり悩んでいたりしていました。企業年金の給付や手続きは分かっていても、自分の年金が幾らもらえるのかなどはあまり理解していなかったようです。
私としては難しいイメージの年金についてとても分かりやすく解説されることに感動し、今後は私もイラストや図解を使い、小学生でもわかるような解説が出来るよう見習うことが多い時間となりました。
社労士
松本 千賀子